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ちょっとマジメな話。

一週間前は雪。

 

そして昨日からは5月の陽気。

 

そしてそして花粉症は本気を出してきてます。

 

どーもしゃちょーです。

 

そー。

 

私も花粉症です。

 

今年は目がかゆい。

 

くしゃみはそうでもなかったですがコロナじゃなくてもマスクは必須。

 

そんな今日、天気は汗ばむ陽気。

 

そして世間は祝日。

 

そしてそして大学生は春休み。

 

近くの福岡県立大学のアルバイト、”まっちゃん”も元気に作業していただいてます。

 

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若いっていいですねぇ。

 

今時にいないくらいしっかりものの彼女には、

 

春休みの帰省前まで頑張ってもらう予定です。

 

助かります。

 

がんばれまっちゃん。

 

そんな2021年2月23日火曜日の今日。

 

アスターの植え込み終わった後

 

しゃちょーは同じ地区の生産者のところへおでかけ。

 

目的はこれ↓↓↓

 

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アカシアです。

 

この時期アカシアとてもよく売れます。

 

イタリアでは3月ミモザの日という日があり、

 

日本でもこのミモザの日ブームが来てるようです。

 

そこで花木生産している宮若市の(有)グリーンハート安田さんへ。

 

アカシアの花を咲かせるコツを伝授していただきました☆

 

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見事に咲かせていて圧巻でした。

 

(有)グリーンハート安田さんは知る人ぞ知る生産者。

 

多くは語りませんけど。

 

いつかちゃんと紹介します。

 

たぶん。

 

そしてもう一人の生産者のところへ。

 

彼とは腐れ縁(笑)

 

主にグラス類を生産されてます。

 

百冨花園さん。

 

勝手に写真撮りましたけど、良いグラス揃ってます。

 

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ローズマリー

 

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カラスムギ

 

 

 

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よくわからない草(でもキレイ)

 

 

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ホルデューム・ジュバタム

 

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よくわからない草(その②)

 

お二方ともお話ししてて飽きない。

 

ついつい長居してしまいお時間取らせました。

 

 

 

ただ!今日の話の中でこれからのこの業界どうなる!?

 

の話で終始持ち切り。

 

先日、当社に来られたhananeの石動社長のチャンスフラワー。

 

思うことがあり、いろいろと考えてます。

 

最近よく耳にする『フラワーロス?ロスフラワー?』

 

どう呼ぶかは分かりませんが、このことについて思うことを少し書きます。

 

花で言うこの”ロス”という言葉。

昨年春、世界的にコロナウィルスが感染拡大して

花の大国での惨状がニュースやネット上に出てきました。

生き物を育てている以上、生育をストップさせることなんてできません。

ロックダウンした町では静かに日々を過ごすしかありません。

お花屋さんもお店を開けることさえできない。

当然花を仕入れることも。

となれば、行き場を無くした咲いてくる花たちは

開花を止められず切っては廃棄。

市場の敷地内には大量の廃棄された花が映像に映し出されてました。

コロナウィルスの影響とはいえ、すべて人間の都合。

 

 

実際、今世の中はその人間がより生活しやすいように

あらゆるものが便利になってきています。

それに比例して出てくるごみの量も増える一方。

『人間が使えないもの=ゴミ』

なわけで。

当社で栽培しているアスターは全体の9割を出荷。

残り1割はほとんど枯れてます。

中には花瓶に挿せないほど柔らかいものや、

90度以上に曲がったものもありますが

それは出荷しません。

『枯れた花+店頭に飾れない花=ロス』

になってます。

それでもスタッフさんが持ち帰ったり曲がった花も会社の花瓶に生けてくれたります。

しゃちょーもその花を拾ってはブーケを作ったりして

人にあげたり自宅に飾ったりしてます。

この間も折れた花を拾いました。

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短いだけで十分飾れます。

何より約100日かけてやっと咲いた花です。

そんな短い花たちも立派な花束になるんです。

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このブーケはほんとに短すぎる花や少し花びらや葉っぱ、蕾が傷んでるもので束にしました。

全然キレイです。

多少花びらが折れてても、葉先が茶色くても、それは自然である証拠。

花を渡す場面によって使い分ければいいと思います。

自分なりの解釈ですが、すべてが整ってるものは逆に不自然な気もします。

というわけで、その花はお世話になってる方へプレゼントしました。

受け取った方は『きれい!』とすごく喜んでくれました。

お花をもらって喜ばない方はそんなにいないと思います。

すぐに自宅に飾ってくれてました。

そういう姿を見ると”ロス”になる花とはなんなのか!?

という疑問が。

今日行った生産者の方との話の中で、この”ロスフラワー”について

勘違いしてる花屋さんがいることにも問題があるように思いました。

生産者は3ヵ月も4ヵ月も前からキレイに花を咲かせたいと、

計画して種をまき、その100日余りを枯らさないように、

病気にならないように、虫がつかないように一生懸命育ててます。

当社は20名弱のスタッフがいる会社なので、全員でその目的に

一生懸命取り組んでいます。

ですが、もともと日本とは違う気候のもとで生まれた花を

日本の四季の中で育てるのは生産コストや品質面でも

非常にリスクの高い栽培になります。

その結果開花してみると予期せぬトラブルも少なくありません。

この時に究極の選択を迫られます。

このまま廃棄か、状態を説明した上で販売か。

ケースバイケースではありますが、当社はほぼ後者です。

この生きている花から人間は生かされているわけですから。

このことをお花屋さんにもわかってほしいです。

今自分たちが生きていられるのも、この自然があるから。

花業界に身を置いている人たちは、この花たちが咲いてくれるから生かされてるわけで。

 

今日の話の中で、とある花屋さんがイベントをするからハウスの隅でダメになった花とか

出荷できない花を譲ってほしいと依頼されることがあると話をしてました。

生産者がどんな思いで栽培してるかをもっと身をもって知るべきです。

花の持ちや品質ばかりを言われるお花屋さんもいますが、

どうしようもない状況もあるということを分かってほしいです。

そしてそのことについて否定ではなく、どうしたらそれが改善できるか。

もし生産上のトラブルであれば、出荷時に状態をもっと分かりやすくするためにはどうしたらいいか。

輸送時のトラブルであればこうしてみたらいいんじゃないかとか。

違う生産者はこういうことやってたからすごくわかりやすかったとか。

アドバイスも含め一緒に考えるべきだと。

少なくとも自分はその情報が欲しいし前向きな方と一緒に考えたいです。

※否定をする方はお断りです。

その花が手元に届くまでにはそれなりのストーリーがあるわけです。

そのストーリーを考えると、まずは感謝することが一番だと考えます。

”芽が出てくれてありがとう”

”ちゃんと育ってくれてありがとう”

”咲いてくれてありがとう”

”花を運んでくれてありがとう”

”販売してくれてありがとう”

”買ってくれてありがとう”

”キレイに束にしてくれてありがとう”

”プレゼントしてくれてありがとう”

”飾ってくれてありがとう”

この気持ちを大事にするべきです。

相手を思いやる気持ち。

これを考えるだけでストレスや嫌な気分にはなりません。

お花屋さんが思う『ロスフラワー』。

生産者が思う『ロスフラワー』。

何か違う気がする。。。

 

昨年のように行き場を失った花たちはたしかに『ロスフラワー』と言わざるを言えませんが。。。

自分はこのコロナが発生したことであることを思うようになりました。

これも時代といえばそれまでですが、その思うこととは供給の過多。

実際昨年4月、日本国内の緊急事態宣言を皮切りに日本経済はほぼ停止。

全く止まってるわけではなかったですが関東への航空便の物流はストップ。

当社メイン市場が関東大田花きということもあり、

いわば関東へ送る花の行き場が無くなってしまいました。

そこで気づいたのが、この大量に植えている花たちはこの先どこに行くのか!?

西日本だけでは溢れかえってしまう量。

本当にこれだけ生産する必要があるのか!?

ずいぶん考えました。

いや少しだけ考えました。

んーちょっとしか考えてないけど。

ただ、どう考えてもこの生産量維持しても売るところがない。

仮に売れたとしても値段は再生産価格合わない。

結論は早かったです。

植える数減らそう。

そんなこんなしてるうちに航空便使わない輸送で関東への運送は再開。

ただし運賃爆上がり。

合わない。

でも植えてる花たちは減らせれないのでとりあえず出荷。

何かこの時代の需要と供給のバランス間違ってる気がする。

コンビニでの弁当の廃棄、恵方巻とか?人間を全て満足させるために

余裕をもって量を増やし続けた結果、それゴミになってるやん。

ってことな気がする。

難しい問題かとは思いますが、今当社でできること。

それは過剰供給しないこと。

『花が足りません』

『定期があるので生産量減らさないでください』

『この市場には最低この量必要です』

使命感のように生産量増やし続けました。

今では年間130万本ものアスターを出荷しています。

その結果、周年栽培ということもありハウスを休ませることはできず、

品質は低下。

単価は需要期のみ少し上がり全体的には年々下落。

誰が補填するわけでもなく。

しょうがない。

いつもそう言ってた気がします。

しかも生産コストは年々引き上げ。

これを続けていくと先はもう見えます。

まーこのコロナをきっかけにいろんなことへのチャレンジに踏み切れそうなので

結果オーライです。

今の自分にできること、というよりやりたいこと。

それは自信をもって栽培した花を自分の手で売ること。

先日スタッフさんからお花をプレゼントしたいから花束作ってほしいと依頼されました。

 

 

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うちで栽培しているアスターとアカシアのみのブーケです。

地元にあるお茶屋さんへ

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すごく喜んでくれたそうですぐにLINE頂きました。

この仕事をしててよかったと思える瞬間です。

 

以下お店情報です↓↓↓

お茶屋さんの焼きもち 篠原茶舗

田川市伊田町9-15

Tel.0947-42-0986

休)日曜日

営)9:30〜18:30

備)現在10時〜18時に短縮営業しています。

 

 

自分はこういうことがやりたいんだと心底思った花粉舞う2月のひと時でした。